紫陽花の季節
紫陽花の季節は梅雨と連動してイメージ化されます。
昨年は広島の大きな災害に会い避難所生活、断水、、、と不自由な生活がしばらく続きましたね。私たち助産師仲間も支援の輪に加わって活動しました。
母乳育児のお母さまにとってはミルク不要だけれどもストレスから母乳分泌不安や安心して授乳できる場所が少ないと心配され、またミルク育児のままではきれいな水が手に入りにくい現実に直面したことでしょう。
今春から厚生省は液体ミルクの一般販売にゴーサインを出し、緊急時には日本製の液体ミルクを使用できる状況になりました。
そこで液体ミルクに関して注意事項を簡単に記載してみます。
①高価であるがいつでもどこでもそのまま飲ませることができる。
②常温保存でそのまま飲ませることができますが、常温とは気温15度から25度内での保管されたものであり、夏場の熱い環境では管理がむつかしい。
③200mlパックがほとんどであるが小さなお子様で少量しか飲まなくても残りは廃棄をする。(飲み残しは禁)
④飲ませるときはよく攪拌が必要
⑤慣れた哺乳瓶の乳首でないため嫌がるお子様がいるかもしれない
⑥高価であっても賞味期限半年過ぎると廃棄。
やはり母乳育児の続行が災害時でも安心ですね。でもお母さまの栄養確保も念頭に置きましょう。
ちなみに災害時育児グッズ持ち出しリストとして母乳中の子様(紙おむつ100枚。おしりふき200枚の準備)
人工栄養のお子様(ミルク缶2缶、水170L、鍋・やかん、ガスコンロ、ライター、授乳用カップ、ペーパータオル300枚、紙おむつ100枚、おしりふき200枚)最低3日分の準備をしておきましょう。