お子様の便秘問題

今年3月にあったセミナーで「乳幼児からの便秘問題」の講演を聞きました。

埼玉市立病院 小児外科 中野美和子先生

赤ちゃんから始まる便秘問題とし新生児のころからのお子様もいて新生児訪問のときによく相談を受けます。

お子様にお腹が張っている、度々いきむ、吐き戻しがよくあるなど症状があるときは便秘を考えましょう。

無症状のお子様もいるようですが上記のように症状があるときは積極的に治療が必要ととらえましょう。

ご家庭でできる手当として腹部マッサージや肛門刺激を行てみましょう。肛門刺激は綿棒にオイルを塗布して肛門に挿入刺激することです。よく習慣にならないか心配と話される方もいらっしゃるけど便が溜まるとますます排便困難になるので、毎日1回は出すようにコントロールしてあげることが大切です。

3日以上排便がないと積極刺激しましょう。ご家庭で対処しても排便見られないときは小児科受診を進めます。

乳児用の浣腸とか内服剤が処方されるかもしれません。

離乳食以降のお子様の便秘では便が有形になることで便秘が発症しやすくなるようです離乳食のメニューの検討や無症状の場合でも週2~3回は排便させましょう。ひどい便秘の場合は肛門ギリギリまで溜まって出せない状態もあるようです。いずれも3日以上の排便ないときは処置が必要です。(家庭での手当、病院受診)

家庭でできることとして①よく飲む、食べる。②こまめに うすいほうじ茶や麦茶などで水分をとる③食事・生活習慣の改善(規則正しい食事時間と睡眠時間、適度な運動、水分の摂取、繊維成分んの多い食事④トイレ環境の整備(明るいトイレ、足台)

慢性便秘で治療が始まったら癖になるという心配より腸を良い状態に保つことで、本来の腸の能力ふぁ出てくるのを気長に待つ姿勢が大切で正常排便パターンになるまで治療が続行されます。

時々新生児訪問時に便秘で小児科医師相談したママのお話を伺がったら自然に出れば1週間でも様子見をするよな言われる方や毎日1回はあったほうがいいと話される医師と考え方が様々ですが子様に症状あれば対処してあげましょう。

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